リンドウ科 Gentianaceae リンドウ属
ハルリンドウ  学名 Gentiana thunbergii (G.Don) Griseb.
                     

ハルリンドウとフデリンドウ、初めは区別できませんでした。たくさん見ているうちにやっと分かるようになって来ました。分かれば簡単なのですが、ハルリンドウは1本の花茎に1個の花をつけるのに対しフデリンドウは1本の花茎に数個から20個近く花をつけます。またハルリンドウの根生葉はロゼット状になるのに対し、フデリンドウはロゼット状にはなりません。ハルリンドウは田圃の土手など平地林におおく見かけますが、フデリンドウは沼原湿原や山地でおおく見かけます。


2003/05/28 沼原湿原
5本の雄しべに隠れて雌しべが伸びてくる。


2005/04/17 埼玉
雌しべが立ち上がる


2005/03/20 熊久保
雌しべの先が双子葉のように分かれます。

ハルリンドウのデータ
1.分布  本州〜九州
2.生育地 田圃の土手、平地林、山地
3.特徴  雄しべ5本、1個の花茎に1個の花をつけます。根生葉はロゼット状で卵形。花期3月〜5月

画像をクリックすると拡大して見ることが出来ます。

2003/03/20 熊久保

2003/03/20 熊久保

2003/05/28 沼原湿原

2003/05/28 沼原湿原


2004/04/06 熊久保

2004/04/06 熊久保

2004/04/06 熊久保

2004/04/06 熊久保


2005/03/27 杉渡土

2005/03/27 杉渡土

2005/04/17 埼玉

2005/04/17 埼玉


Copyright(C)2004 -2006 Eizaburo Tsukii.
All rights Reserved.

Yahoo! JAPAN