997人(417のグループ)の中から抽選で60人が選ばれました。60人は午前の回と午後の回に分かれ、時間帯をずらしてそれぞれ3キロほどの山道を歩きました。私たちの班は午後1時、道の駅那須高原友愛の森集合、バスで平成の森まで移動しました。 |
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12時37分32秒 環境省の職員が受付の準備をしています。手前は共同通信社の記者。 |
12時38分31秒 参加者が集まってきました。参加者の確認をしています。 |
12時42分27秒 まだ20分近くありますが立って待っています。 |
12時46分12秒 『平成の森」自然観察会 受付で談笑する環境省の職員の皆さん。 |
12時53分45秒 下野新聞社の記者の方です。皆さんバスに乗り込んでいます。 |
13時10分29秒 平成の森へ移動する車中。 アクティブレンジャーと呼ばれる環境省職員からこれからの注意点等の説明を受けました。 |
13時25分44秒 バスを降りて平成の森入り口へ移動。 |
13時23分03秒 いよいよ自然観察会の開始です。ゲートが開きました。皆さんとても楽しげな様子でした。 |
13時26分51秒 初めて踏み入れる平成の森。列の前後に環境省の職員が歩きます。 |
13時27分05秒 時々立ち止まり、いろいろな解説をして頂きました。 |
13時36分26秒 更に奥に進んで行きます。 |
13時38分19秒 「こちらをご覧下さい。これはブナの木です。」 |
13時38分19秒 「樹木に黒い汚れのようなものが着いています。これは何でしょう。」 |
13時42分18秒 「これは樹幹流と言います。木に降り注いだ雨が、幹を流れ落ちる時にできた通り道です。」 |
13時44分09秒 すみません、説明を聞き逃してしまいました。 |
13時44分13秒 どんな内容だったのでしょうね。分かりましたらお知らせします。 |
13時45分29秒 「これは道路の跡です。」 解説によりますと、これはかつては人馬が行き来する道路で、一般の人々の薪炭、放牧等に利用されていたそうです。 |
13時50分41秒 新聞記者は取材活動に忙しい。 |
13時51分04秒 談笑しながら楽しい道程。友達との会話も弾みます。 |
13時58分09秒 ぽっかり空いた空間。空から光が注いでいます。 |
13時58分19秒 空間の下には倒木がありました。その周囲から新しい木の芽が生えてきます。世代交代を繰り返して森は生き続けます。 |
14時06分46秒 コバイケイソウ(ユリ科シュロソウ属 Veratrum stamineum)。 |
14時07分36秒 散策には最適なところです。がもっと多くの種類の植物が見られるのではと期待していました。 |
14時15分05秒 鳥の巣箱ではありません。天然記念物のヤマネの巣箱だそうです。一属一種の日本特産の哺乳類。 |
14時18分27秒 道沿いに咲くヤマツツジ。 |
14時27分23秒 かなり大きなヤマツツジ。 |
14時27分28秒 もう一度撮り直し。それにしても見事です。 |
14時27分44秒 アクティブレンジャーの話を聞く参加者。 |
14時31分29秒 やっと1本。 |
14時31分35秒 花が咲き始めました。 |
14時39分45秒 名前が分かりません。 |
14時39分45秒 肉眼ではもう少し離れていたかもしれません。白く見えるだけでした。 |
14時41分12秒 熊の爪痕(つめあと)だそうです。 |
14時41分33秒 爪痕はかなり上の方にもありました。 |
14時43分42秒 栃木県立博物館で御用邸内の動植物の調査をしました。その時の写真を使って解説していただきました。 |
14時49分11秒 山道にチップ(木材の細片)が敷き詰められていました。天皇陛下の散策のために敷いたのかと思いました。実際は雨水の流れが路上の土を洗い流してしまい、樹木の根がむき出しになってしまったためチップを敷いて根を保護しているのだそうです。 |
14時49分54秒 敬宮愛子内親王殿下の「お印」ゴヨウツツジ。 |
14時50分44秒 ゴヨウツツジはシロヤシオとも呼ばれています。 |
14時50分51秒 五葉ツツジと書くように、5枚の葉が輪生状についています。写真でも確認できます。 |
14時52分27秒 白い可憐な花は、純真潔白な人間に育ってほしいとの願いが込められています。 |
14時52分39秒 花弁の奥に薄い緑の斑点とおしべの茶色、柱頭の濃い緑色。美しいですね。 (歩きながら撮っているのでピンぼけが多いです。) |
14時55分09秒 曲がりくねった道。先頭の人が見えます。 |
14時56分28秒 再びアクティブレンジャーの説明。天皇陛下はここまでお車でおいでになり、ここから散策をなさったそうです。 |
15時03分44秒 清森亭。ここで休憩しました。 |
15時05分22秒 清森亭の内部。名前からしてもっと立派な建物かと思っていたのですが、至って質素な造りで驚きました。 |
15時05分49秒 山を見ています。 |
15時06分13秒 清森亭から見える那須岳。 |
15時08分07秒 チョウがいた! ヤマキマダラヒカゲでした。 |
15時09分17秒 アクティブレンジャーの解説を熱心に聞き入っています。 2009年7月27日、この場所「清森亭」で環境省の担当者から一般開放計画の説明を受ける 天皇、皇后両陛下の新聞記事を手に、 両陛下の当時のご様子を話して下さいました。 |
15時12分43秒 清森亭から北北東(?)の風景。 |
15時16分05秒 清森亭のベンチで。「いや〜いい1日だった。」 |
15時16分58秒 みなさ〜ん。こちらですよ。 |
15時17分07秒 車道にもなっています。 |
15時25分02秒 もう少しでバスに。 |
16時18分20秒 環境省の職員の皆さん、お世話になりました。 |
16時18分30秒 いよいよ最後です。名刺交換?住所?を交換しています。 |
自然観察会を終了して 平成23年に開園予定だそうですが、どのような形で利用されるのか楽しみにしています。栃木県立博物館の調査(平成9年〜13年、「那須御用邸の動植物相」)では、維管束植物741種、動物2229種(内昆虫2091種)が那須御用邸附属地内で確認されているそうです。(ようこそ「那須平成の森」へ[関東地方環境事務所発行のパンフレットより]) かつて昭和天皇は日本各地域の植生調査を願いつつ自ら那須付近の調査をなさって、『那須の植物』・『那須の植物誌』・『続那須の植物誌』を著されました。それには各植物の産地、花のつぼみや開花時期、果実時期が克明に記されています。これから那須・塩原の植物を調査し写真に残そうとしている私にとってはとても貴重な本となっています。 『那須の植物誌』の序文(昭和46年11月)で「昔から続いていた那須の自然は、近年急に切り開かれた。それは当然植生に影響して、ついこの間まであった植物が、もうその場所から姿を消してしまったものもたくさんある。」と当時から姿を消していく植物を憂慮なさっていました。 御用邸地内の豊かな自然を維持しながら、一般開放することによってその自然が失われないように管理していくことは非常に大変なことと思います。さらに那須や塩原、そして日本各地の貴重な自然が後々まで維持されていくことを願っています。 2010年8月 画像および文責は月井にあります。肖像権による画像削除等の連絡はメールにてお願い致します。メールアドレスは eizaburo2001@yahoo.co.jp まで |